昨日は、ナカさんの「我が家の韓国料理教室」の生徒のみなさんが集まって博多区住吉の芭李呑(バリトン)にて行なわれたサムギョプサル集会(?)に参加しました
GWに韓国にも行かず特に予定のないみんなで集まって楽しくご飯会をしよう!というナカさんのお声かけで集合したのは総勢約40名
みんな意外に予定がないのね~
私もかっ
同じテーブルにはR子さんとNみちゃんとK子さん。初めておめにかかるK子さんから
「あなたがminaちゃん
ブログいつも見てるのよぉ~あなたの生活は全て知ってるわよ
」
という嬉しいお言葉とともに、
「最近全然ブログ更新してないでしょ
また今日も更新されてないじゃない
ってチェックする度にイライラしてるのよ
」
・・・とキビシイご指摘
K子さん、さっそく更新してますよ~
さて、芭李呑(バリトン)さんはオープンしてすぐからずっと行きたいと思っていながらずっと行きそびれていたお店。
席に着くと、テーブルには반찬(パンチャン/おかず)がたくさん
あ・・・「たくさん
」の状態を撮りわすれたので、これでご勘弁を。逆効果
?
最初に8種類の반찬(パンチャン/おかず)が並んでいて、その後に3種類ほどのナムルがまた出てきましたよ。
「これって、おかわりアリですか?」
・・・と当然
聞いてみましたが、そこはやっぱり日本式。
おかわりはナシでお願いします(*_ _)人
お次は「名物チヂミ」
↑これがメニュー名。”焼いた”というより見た目”揚げた”って感じのチヂミ。でも全然脂っぽくなく、カラっとした食感。マシッソ
来ました、来ました
サムギョプサルといえばこの鉄板・・・いや石板か。油の通り道が彫ってあって、葉っぱみたいでかわいい
さてさて、主役の豚ちゃん
はまだですか~?
さすがに40名の貸し切りですから、店員さんも大忙し。みんな同じコースをだいたい同じペースで食べて行きますからね
お隣の列ではすでに豚ちゃん
がジュージュー
と音をたてていますよぉ
待ってました~ 主役の登場。見た目から美しい
ちゃん。これは一級品ですぞ
・・・というのもこの
ちゃんは、どんぐりを食べて育った鹿児島産黒豚、こだわりの「南洲金豚」
食べたらその甘さが口の中に広がって、いかによいお肉かということがすぐにわかるはず
これならたくさん食べても胃にもたれない
しかも、写真でもわかるように手前の
ちゃんにはカレー粉がかかっていて、これがminaのお気に入り。微かなカレー粉の風味が香ばしさを増してくれて絶品
お肉そのままで食べても全然飽きなさそう
ジャガイモとキムチも、斜めになった石板のお肉の下において焼けば、お肉のうまみがジャガイモとキムチにも移っておいしくなる
・・・のはもう皆さん常識ですよね?
わぁ~おいしかった、満足
・・・してる場合じゃないのです
これで終わりかと思ったら、今日のコースはこの後になんと
ブテチゲ(部隊チゲ)~
メインがふたつ~
このブテチゲも、オーナーさんがソウル郊外の議政府(ウィジョンブ)という場所にあるブテチゲ通りの人気店のブテチゲを研究して作った一品とのこと。
人気店って、私が2006年に行ったあの오뎅식당(オデン食堂)のことかな・・・?と気になっていたのですが、さっきオーナーさんのブログにおじゃましてみたら、やっぱり오뎅식당(オデン食堂)のことでした
↑これは2006年10月当時、私が撮影したお店の写真。今は看板部分が変っているようですよ。
2006年のブログを見返したら、書き逃していたようです。このお店に行くつくまでにいろいろ苦労があって・・・
当時ソウルで仕事をしていたS子オンニのナムチン(ナムジャチング/彼氏)のフニ氏が、「(楊州(ヤンジュ)の)大長今テーマパークに行くなら、議政府(ウィジョンブ)に寄ってプテチゲを食べなきゃ!俺が連れて行ってやる。」
と申し出てくれたまでは良かったのですが、当日議政府(ウィジョンブ)の駅まで来いと言われてもう着くというころに携帯に電話が。
「今日家の車がないから今出て行けない。俺が電話で説明してやるからタクシーに乗れ」
とのこと。
出た!韓国人の”予定は未定”・・・
車があるかどうかは前の日に確認しておいて欲しかった
とりあえず一緒にいったうーにゃんさんとタクシーを拾い、おっちゃんに
「友達が携帯で行き先を説明するので、この電話に出てもらえますか?」
と私の携帯電話を渡し、フニオッパと話してもらう・・・が。
「お客さん、この人も店の名前がはっきり分からないらしいですよ」
とおっちゃん。
私もフニオッパの話を聞いてみると、オッパが私たちを連れて行ってやりたいのは議政府(ウィジョンブ)のブテチゲ通りの中でもTVでもよく紹介される有名なお店なんだけど、お店の名前がはっきりわからない。通称では確か「ヨクシミジェンイ ハルモニ チプ(けちんぼばあさんの店)」と呼ばれてるんだけど・・・とのこと。
結局、フニオッパは運転手のおっちゃんに、絶対ブテチゲ通りに行って誰かに聞いたら有名な店だからわかるはず。とにかくブテチゲ通りにそいつらを連れてけ、との指示を出すのです
おっちゃんは困ったものの、結構まじめないい運ちゃんで、ブテチゲ通りまで私たちを乗せていって、通りを歩く人に
「ヨクシミジェンイ ハルモニ チプってどこですかね?」
と聞いてくれたのですが、みんな首を横に振ります。
「私も、有名な店は一軒知ってるんですがねぇ~、そこはそんな名前じゃないから・・・」
珍しいほど生真面目な運ちゃん。普通ならたぶん
「あとは自分で探してくれ」
・・・とすでにブテチゲ通りの真ん中に放り出されているはず。それが韓国タクシー
でも結局おっちゃんは、
「申し訳ないけど、このお兄さんの言う店はわからないから、私が知っている有名なお店でもいいですか?」
・・・と、普通の運ちゃんならそんな断りなど入れずに「ここが、その店だ
」と嘘をついて放り出すところを、ちゃんと私たちに断りを入れて連れて行ってくれたのです。
それが오뎅식당(オデン食堂)。
そして、오뎅식당(オデン食堂)の前で、運ちゃんが店のおばちゃんに、ここまでの経緯(メンドクサイ客につかまった苦労話?)を説明していると、おばちゃんが一言。
「それ、うちの店だよ
」
あとでフニオッパにはちゃんと電話して、「店の名前は오뎅식당(オデン食堂)だよ
」としっかり教えてあげました
これがその時食べた오뎅식당(オデン食堂)のブテチゲ。
苦労しただけあって、味はスペシャル
フニオッパ、いや・・・タクシーの運ちゃんのお陰です。ありがとう
写真を見直してみると、確かに白ネギをきしめんみたいに長~く切る珍しい切り方が芭李呑のブテチゲと一緒
みなさんも是非、議政府に行く時は오뎅식당(オデン食堂)へ
でも、議政府まで行けない人は、芭李呑へ!!
最後にはデザートもついて、久しぶりにお腹いっぱい食べました

デザートも、バニラアイスに柚子茶を凍らしたもの?が混ざっていて、不思議な味わいと食感。とってもおいしくいただきました
7時開始から3時間以上盛り上がったサムギョプサル集会。
是非また芭李呑(バリトン)、行きたいです!!
西新にオープンしたばかりの姉妹店「コリアンキッチン ポジャギ」も気になるぅ
弟さんも俳優さんとして活動されているというイケメンオーナーさん
も待っていますよ。
みなさんも、是非是非~
最近のコメント