大邱へGO!②(プサン旅2日目)
さてユッケジャンを食べ終わったところから・・・
「벙글벙글식당(ニコニコ食堂)」を探していて、ミリオレの向かい側の歩道を歩いていると、そこにちょうど桐華寺(동화사)行きのバスが止まるバス停を見つけていました。
「地球の歩き方」を始め、事前にネットなどで調べた情報では、桐華寺行きのバスは”181番”に乗るように、と書いてありましたが、今回大邱市内の観光案内所で尋ねて見ると、”급행1(急行1)”というバスに乗るように、とのことでした。急行バスのバス停は、普通の市内バスの停留所と並ぶようにしてありますが、 【급행간선(急行幹線)】と書かれたこのようなバス停の看板を目印にして下さい。また、急行バスは1~4番まであるようで、それぞれ行き先は別なので注意してください。
”급행1(急行1)”のバスに乗ると、あとはひたすら終点目指して乗るだけなのですが、ここで事件が起こるのです・・・(><)
最初に東大邱駅の観光案内所で東大邱駅から桐華寺へ直接行くバスについて聞いたのですが、そのとき観光案内所のお姉さんが、料金は2500wと言っていたように聞こえたのですよ!たぶん後から考えると勘違いだったみたいだけど・・・それで韓国はだいたいどこで乗っても同じような料金だから、ミリオレの前から乗っても2500wかな~とお得意の思い込み(決め付け?)で手に5000w札を握ってバスを待っていたのです。
しばらく待つと”급행1(急行1)”のバスがやってきました。市内バスとは少しデザインが違うのですぐわかります。時間もそんなには待たずにすみました。
韓国人はハイキングや山登りなどプチ遠出が大好きです。それで、日本人なら「山寺になぜこんなに?」と思うくらい既にバスは満席。しかも私たちが乗ったミリオレからも5人以上の人が乗り込みました。乗りこみながら、ふと料金箱を見るとそこには「1300w」の数字が・・・運賃は2500wではなく1300wだったのです。しかしそこでとっさに頭を切り替える余裕がなかった私は、手に握った5000wを「2人分よ」とジェスチャーで示しながら料金箱の中に入れてしまいました。すると・・・
ちょうど日本語訳をつけるなら・・・「何をしとるんじゃ、ワレ!」くらいの勢いで。
今どきはほとんどの人がチャージ式のIC交通カードを持っていて、バスも地下鉄もカードを指定の部分に当てると「ピピッ」と音がなって自動に料金が引かれていきます。それを持っていないひとも地元の人は予め運賃を知っていて、お釣りがないように払うのでしょう。そこに2人で2600wの運賃に対して5000w札。つまりお釣りが2400w必要なんだけど、そんなものは用意していない!というわけ。日本円に換算したら、250円程度のおつりくらい用意しとけよ!常識だろ!?と思ってしまいますが、韓国ではなんせ交通運賃は激安。やっぱり5000w札というのは、日本で料金箱に5000円をぽいっと入れるくらいの非常識さであったのかもしれませんな。
運転手のおっちゃんは怒りがどうにもおさまらない様子でため息をつきながら何かブツクサ言っています。こっちも元々そんな全部の韓国語を聞き取れるわけではないのに怒られて頭が混乱しているので、おっちゃんが何を言ってるのかさっぱりわかりません。手で後ろに行けとジェスチャーするのでもういいのかと思って後部に進もうとすると、それは単に「後ろのお客さんの邪魔になるからどけ!」という意味だったらしく、「おい!待て、まだ終わってないぞ」と言わんばかりに大きな声で呼び止められるし、次に何か私に文句を言ってるけど何を言っているのやら、早くてわからんわいっ!たぶん「そんなデカイ金を入れられてもお釣りないだろ!」と言っているのだろうな~と思って「동전이 없다구요?(小銭がないんですか?)」と聞くと頷くおっちゃん。
日本円に換算すれば約250円程度。もー、そんな金額でもめたくないわいっ!と思ったわたしは、便利なあの言葉を言ってしまったのです。
괜찮아요~(ケンチャナヨ~/大丈夫です)
そしたらまたおっちゃん、怒る怒る。「何が大丈夫ですだ、バカヤロウ!」ってな具合です。この괜찮아요~は一見便利なようで、日本人には時として使い方が難しいことばですよね。ここで私がおっちゃんに言いたかったのは、「もうお釣りは結構です」ということだったんですが、日本語でも「結構です」って言葉はちょっとクセモノ。「OK」という意味もあれば「必要ありません」という意味でも使えます。ここで私が使いたいのは「必要ありません」という方なので、その場合韓国語では「됐어요」を使わなければいけなかったのでしょう。それなのに괜찮아요~と言ってしまったので、私の本意が伝わらなかったのではないでしょうか?(しかし相手の機嫌を損ねているこの場合に「됐어요」と言う事が果たして本当に正しいかどうかは、韓国人に確かめないとわかりません)
「저는 외국인이니까 몰랐어요.죄송합니다(私は外国人なので知りませんでした。すみません。)」と、若干逆切れ気味(「そんなに怒らなくてもいいやん!こちとら外国人でぃっ!」)に謝罪を述べた私は、怒るおっちゃんから「とりあえずこれだけ持って行け」とありったけの小銭300wをもらい、いそいそと後ろの方に退散。空いている席もないので、出口付近に立って旅を続けました。
その後も止まる停留所のほとんどで次から次にお客さんが乗ってきて、席だけでなく通路もいつのまにかいっぱいになってしまいました。するとしばらくしてまた運転手のオヤジが大きな声を出します。どうも私を呼んでいる様子。後から乗ってきたお客さんの中に現金で払った人がいたので、残りのお釣りを返そうとしているようですが、2000wのお札を運転手はすぐ後ろに乗っていた中学生くらいの男の子に「ほら、あいつに渡せ」とばかり預け、そっぽを向いてまた運転を始めてしまいました。もし西鉄バス(福岡・地元の大手バス会社)だったら、絶対苦情の電話いれてやるのに!
あとから聞いた話では、韓国語がまったくわからない우리 남편(私の主人)は、バスの中で立っている間、バックミラー越しに運転手のオヤジがちらちらこっちを見るので、なめられてはいかんと思い、バックミラー越しに眼(ガン)飛ばしてたらしい。役にはたたんが、なんか意地らしい・・・^^;
まだ話しは終わらないんですよ。なんと20分ほど走ったあたりでしょうか?あるバス停で止まるとそこには男性が3人ほど立っています。するとさっきの運転手がおもむろに運転席を立ち、バスを降りるではないですか?!そしてバス停に立っていた中の1人の男性と「お疲れさん」と声をかけあい、代わりにバスに乗り込んで来て運転を始めたのです。
おいおい・・・まだ途中だぞ。
こうしてあんなに激怒していたおっちゃんは、路線の途中でバスを降りてしまったのです。日本じゃありえない・・・
それから2、30分バスは走り、いよいよ桐華山へ到着するのですが、続きはまたこんど。



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