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韓国短期留学(2006.2月)

2006年11月18日 (土)

イ・ウンジュ1周忌追慕式(2/22)

梨花女子大言語教育院での修了式を終えた22日。その日は故イ・ウンジュの1周忌でした

イ・ウンジュは韓国の女優さん。私が韓国の女優さんの中でも好きな人。ただキレイなだけじゃなくて、演技力もあって、どの役を見ても、全部違う、その役それぞれになり切ってしまう人・・・だというのが私の印象。いまから考えてみれば、憂いを帯びたあの表情が好きだったが、あの”憂い”が彼女を遠いところに連れて行ったのかもしれないと、ちょっとかっこいいことを書いてみたりする・・・。

チャムシルのロッテホテルが会場。会場の入口で受付を済ますと、今でも大事に持っているこのカードをもらいました。
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そのカードにはこう書いてありました。
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彼女が私たちのそばを離れ長い旅に出てしまって、もう1年になります。
その間、また1度ずつ季節が過ぎていきました。
新しくやってくる季節の度に、彼女がしみじみと思い出されます。
まだ彼女の旅は終わっていないようです
とても当然のように、或る日彼女から手紙が一枚到着しました。
旅の途中に、その余裕が憎らしいくらいにいっぱいしたためられた手紙を今、広げてみます。

会場に入ると、前の方1/3は関係者席となっていて、その後ろがネットなどで募られた一般のファン等の席。私は雑誌でみつけて、その雑誌のHPから応募したのですが、参列者の中には今までイ・ウンジュが共演したチャン・ドンゴンやイ・ビョンホン、そしてチョン・ジュノなど早々たる面々の名前が書いてありました。

不謹慎かもしれませんが、少なからず彼らの登場にも期待していた私たちは、席について追慕式が始まるまでも落ち着かずチョロチョロ。あれは誰だ!?あれは違うか?!とアンテナを張り巡らせていました。

書き遅れましたが、一緒に行ったのは梨花で同じクラスの仲間で막내(マンネ/末っ子)のあゆみと。するとあゆみが「あのメガネのオッチャン誰?」と、関係者席に入ってきた男性を指差して言います。それこそなんと、私を韓国バカの世界に導いた1人である、ハン・ソッキュその人ではないですか?!

もちろんあゆみもハン・ソッキュのことはよ~く知っているのですが、目が悪いのかよく見えなかったようで、「メガネのおっちゃん」呼ばわりをしてしまったのです。けしからんことですが、許してやりましょう。

そして、メガネのおっちゃん・・・じゃなかった、ハン・ソッキュさまの後ろには、ちょうどその時ハン・ソッキュと共演した「淫乱書生」という映画が公開されていたキム・ミンジョン(女優さんのほう。「ファッション70's」などのドラマに出演)が。目が大きくて、口元がぷりっとしててセクシーなイメージのある彼女は、遠くから見てもやっぱり目立ってきれいでした。イ・ウンジュとはそんなに親しくしていたわけではないけれど、同じ事務所なのだそうです。韓国人から見れば、もっとテレビで見かけるような有名な人がたくさん来ていたのでしょうが、私たちにわかるのはその2人くらいでした。

ステージには大きく、イ・ウンジュの笑顔の写真が飾ってありました。
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追慕式が始まると、まず日本でも知られているイルマが登場し、ピアノ曲を2曲演奏しました。イルマはイ・ウンジュと交流があったわけではありませんが、イ・ウンジュがイルマの曲を好きだったそうです。その後イ・ウンジュがMVに出演した曲を歌った歌手が数人ステージにあがってその歌を歌い、スクリーンにMVが流れました。また、イ・ウンジュと親友だったという元SESのパダが登場し、そのころ歌っていた中島美嘉の「Find a way」のカバー曲を含めた2曲を歌い、イ・ウンジュへのメッセージを述べました。(↓ちっちゃいパダ)
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その後、前日くらいにKBSで放送された「フォトドキュメンリー」という番組でのイ・ウンジュ追慕編が会場でもう一度流されました。私は前日の夜にちょうどテレビで見ていましたが、なんど見てもイ・ウンジュの主演映画やドラマでの彼女が輝いていた映像が流れ、惜しいなぁ・・・と自ら命を断ってしまったことをすごく残念に思いました。また、その番組の中では、親しかったムン・グニョンちゃんや、同じ事務所の先輩で最近イ・ウンジュの分まで?と思うほど次々と映画で活躍しているキム・ジス、そしてイ・ウンジュとは古い親友で「イブのすべて」での悪女ぶりが頭に残るキム・ソヨンらが涙ながらにイ・ウンジュの事を語り、また共演したイ・ビョンホンやハン・ソッキュも彼女の思い出や彼女への賞賛の言葉を口にしていました。

こうして終始静かに、追慕式は終わりました。会場の外に出ると、イ・ウンジュの写真がたくさん飾られていて、ファンたちが名残惜しそうにそれを自分のカメラにおさめていました。
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その後、あゆみと二人で感想を話しながら歩いていると、私たちの日本語を耳にしたケーブルテレビ局のYTNが「もしかして、日本から来られたのですか?」と韓国語で話しかけてきました。私たちは、「ハイ」と一言返事しておけばいいものの、一丁前に「留学生です」と、さも長いこと韓国に住んでいるような口の利き方をしてしまったのです。これが間違えのもとでした^^;

するとマイクをもったレポーターとカメラマンは容赦なく私たちに「インタビューしてもいいですか?」と怒涛の韓国語攻撃をしかけてきたのです。「イ・ウンジュさんのどの作品が好きですか?」・・・ここまではよかった。作品名を答えておけばいいのですから。ところが次の質問は「イ・ウンンジュさんのどんなところが好きですか?」・・・どんなところがって・・・「かわいい」とか「きれい」とか「演技がうまい」とか簡単に済まそうと思えばできなくもないのですが、「留学生」と言った手前やっぱり韓国語でもっと具体的に話したいじゃないですか?!

それで欲張ってあーだのこーだの得意のウンチクを言おうとしたのですが、これが単語力の欠如でちっとも言葉が出てきません。「んーー」と口ごもっていると「・・・・・ということですか?」とレポーターがうまいこと推測してくれて「そうそう、そうなんです」と後手後手^^;うまく話そうとすればするほど頭が混乱してきて、見かねたレポーターが「편하게 일본어로 이야기하세요(楽に日本語で話してください)」と言った言葉さえも聞き取れず、仕舞いには「Please speak Japanese」と英語で言われてしまう情けなさ。トホホ・・・

そんなこんなで私とあゆみは気恥ずかしさで大爆笑しながらも、YTNっていったら日本でもケーブルとかネットでたまに流れるし、あれが日本に流出したらやばい!!と焦ったものです。あゆみのお母さんに即効電話かけて「インタビューされた!テレビに出たら録画してて」と頼んだりもしたのですが、たぶんカットされたんだろうな・・・ひどかったもの。私たちのインタビュー・・・^^;

貴重な経験をしてチャムシルを後にし、我らがホームタウン新村へ。そしてあゆみの行きつけ「キンパップ天国」(笑)に行き、2人反省会をしました。

翌日はまたあゆみと今度は일산(イルサン)に行く予定です。今度は私の大好きなジュノオッパが経営するプレッツェル屋さんを見学に行く為です。他の人には一緒に行こうよ!なんて言いにくかったけど、あゆみはミーハー仲間なので、「行く、行く!」って若さもあって(なんと10も違うの。ハタチなのだ、ヤツは。)とりあえず好奇心旺盛。私はあゆみが好きな神話(シナ)の事務所について行ってやらなかったというのに、付いて来てくれてありがとよ!

では、今度はジュノオッパのプレッツェル店での思いがけない出来事を書くことにして、今日はここまで。
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2006年11月10日 (金)

短期留学修了式のこと☆(2/22)

  もうあれから8ヶ月以上経ってしまったんですね・・・早い・・・

今日は時間があるので、やっと先日10月のソウル旅行をblogに書こうかと張り切っていたのですが、だんなちゃんがデジカメを持って出掛けてしまいました。そこで、2月の短期留学で書き残していた残りの数日の出来事を、思い出しながら書いていくことにします!

2/22、この日は梨花女子大学言語教育院の2月度冬季短期留学・修了式の日でした。

その前に2/20に듣기(聞き取り)、21日に읽기(読解),아휘 및 구조(語彙 他 構造),말하기(会話力)、と2日に分けて期末試験が行われました。

修了式は、1、2限目の最後の授業を終えた後に、言語教育院1階・大講堂で行われました。数日前に先生から「修了式の時には全部のクラスから1人ずつ代表の人が소감(所感)を述べる事になっています。うちのクラスは誰がするか考えておいてくださいね」と言われていたものの、みんな自分ではやりたくないのでそのままになっていたのですが、結局先生から推薦をいただき、私がクラスを代表して所感を述べる事になりました。

修了式の前、クラスのみんなに前日の期末試験の結果が発表されます。そして一番成績がよかった人が、クラスの代表として舞台に上がって修了書をもらうことになっていました。これまた自慢続きですんませんが(^o^;)、クラスで一等賞をいただきました(^^)vぶいぶい。 Sn320696_1
 

綱目ごとの点数と、A~Fまでの等級が示されます。

평가(評価)の下には、先生からの총평(総評)が書いてあります。先生からの総評はこうでした。

미나코 씨, 3주 동안 수고하셨습니다, みなこさん、3週間お疲れ様でした。

오랫동안 기다렸다가 어렵게 온 유학이라서  더 열심히 공부하고 , 한국생활도  즐기는 것 같았습나다.
長い間待った後に、苦労して来た留学なので、より一生懸命勉強して、韓国生活も楽しんでいるようでしたね。

미나코 씨는 말하기,듣기,읽기,쓰기가 모두 좋은  편입니다.
みなこさんは会話力、聞き取り、読解、書き取りが全てにおいてよくできる方でした。

특히 2단계 학생들이 사용하기에는 어려운  표현을 사용하여 글로 잘 표현합니다.
特に2段階の学生達が使うには難しい表現を使って、文章でうまく表現しています。

이번 학기에 2단계에서  성적도  제일 좋았습니다. 
この学期での2段階で成績も一番よかったです。

일본에 돌아가서도 한국어를 말할  기회를  만드세요.
日本に戻っても韓国語を話す機会を作ってください。

그리고 한국 드라마도  보고, 한 가지 책을  정하여 계속 공부해  나가세요.
そして韓国ドラマも見て、ひとつ本を決めて、続けて勉強して行ってください。

미나코 씨의  한국어  공부와 한국 문화  공부에 많은 발전이 있기를  바랍니다.
みなこさんの韓国語の勉強と韓国文化の勉強に多くの発展があることを願っています。

한 학기 동안  수고 하셨습니다.
一学期間、お疲れ様でした。

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終了証をいただきました!

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クラスで成績が一番よかった人だけに、記念の梨花女子大言語教育院タンブラーがもらえます。もったいなくてまだ使ってないの^^;

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修了証の授与式と、所感を読む私・・・。めっちゃ緊張してしまった・・・。他のクラスの人は結構笑いを取っていたのに、私1人めっちゃ真面目に所感を述べてしまい、あとでめっちゃ後悔しましたが、クラスのみんなが「オンマが一番わかりやすくてよかったよー。」と言ってくれてうれしかったです。あ、ちなみに私はクラスではオンマ(お母さん)と呼ばれていました。日本でも昔からあだ名が”ママ”だったので・・・。

この日は最後にクラスのみんなと梨花近くのスタバでお茶をしてからわかれました。当日や翌日にさっそく日本に帰る人、そのまま韓国に残って3月からの春学期から長期留学に移る人、などなどいろいろです。
なかなか教室の外では話す機会のなかった韓国系フランス人のミリアム(女の子)も一緒にスタバでトトロの話をしたりもしました。フランスでもトトロは人気らしい・・・さりげなくリュックにはトトロのキーホルダーが。恐るべし日本アニメ。

今日で学校は終わり。その後も数人だけはblogなどで連絡をとっていますが、みんな元気かなー?!

さて、この日はこの後夜に、ビックイベントが残っているのです。なんと!雑誌でみつけてメールで応募していたイベントに当選して、夜チャムシル(ロッテワールドがあるところ)のロッテホテルに行かなければならないのです。ビッグイベントだったのに、blogに書かずじまいだった・・・

イベントという言葉はあまりそぐわないのですが、実はこの日2/22は1年前に突然自らの命を断ってしまった女優のイ・ウンジュさんの1周忌。それでイ・ウンジュと親しかった人とファンが集まっての1周忌追慕公演というものが開かれることになっていました。

minaは本数こそはあまり見ていないんだけど、特に「연애소설(恋愛小説)/日本題:永遠の片思い」とドラマ「불새(火の鳥)」の演技を見てすごく印象に残って、それからは好きな女優さんとして必ず名前を挙げていた人。はっきり行って、演技力・美貌・その醸し出す雰囲気・・・全てにおいて、これからの韓国映画界を引っ張って行く人だと感じさせる何かがある人でした。ホントにホントに惜しい。イ・ウンジュのような女優はもうそうそう出てこないと私は思っています。

それと、イ・ウンジュさんが好きだっただけではなく、参加予定者の名前の中に実は"チョン・ジュノ"という文字をみつけてしまっていた・・・というのも行きたかった大きな理由でもあったのですが・・・^^; 彼はイ・ウンジュさんとは「하얀 방(白い部屋)/日本題:寄生」で共演しており、今までで印象に残った女優としてイ・ウンジュさんの名前を挙げているのです。

・・・ということで、追慕公演のことはまた今度。

2006年4月14日 (金)

あぁ・・思い出のソウル生活(2/18)

さて、2/18はお友達の순겸(スンギョム)とお約束。

とその前に、午前中にこの旅で行きたいと決めていたメドゥプ博物館に行ってみようと、一人で安国の駅に降り立ちました。慶福宮にも程近い、嘉会洞(カフェドン)という地区にあるはずの小さな博物館です。意気込んでいたわりに、ポジャギの先生から日本出発前にわざわざ手渡していただいたその博物館のパンフレットを下宿に忘れてしまい、何の目星もなくとりあえず歩いて回ってみることに。

しかし安国駅の2番出口から地上に出たところに地図が。この辺りは北村(プクチョン)という地域で”韓屋(ハンオク)”と呼ばれる伝統家屋がそのまま文化財として残される地域の為、観光客の為に文化的な施設を表した地図の看板が置かれていたのです。

見ると私の目指すメドゥプ博物館も表示されています。「えーっと、ここをまーっすぐ行って、○番目の角を右に行ってそれから・・・ん~けっこう先やね」と頭にインプットしたつもりでしたが、何せB型の血は濃く、「まぁ、また”こっち→”って表示があるやろう・・・」とろくにメモもとらないまま歩き始めてしまいました。

”けっこう先”というイメージがあったので、ズンズン、ズンズン歩く、歩く。しかもどんどん険しい坂道になって行きます。単独行動で話す相手もいないし”しんど~”と若干後悔しながらも、せっかく来たんだから・・・とさらに歩く・・・

しばらくすると豪邸が。この辺りは高級住宅地・・・というか大使館や領事館が多い地域の為、各国の大使・領事やエリート外交官達が多くすんでいるので、思わず立ち止まってマジマジとみつめたくなるような大豪邸や高級ビラが数多く建っているようです。
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これはいいかげん行き過ぎてるな・・・と感じた私は来た道を逆戻り。途中”メドゥプ博物館はこっち”という表示はなかったものの、かの有名な「冬のソナタ」でユジンとチュンサンの通った学校として撮影に使われた”中央高校”だけは「冬のソナタ撮影地」としてしっかり矢印つきの日本語の看板がでていました。

せっかく来たんだし一応見とくかな~とそこでちょっと寄り道。看板の通りに路地を曲がり少し行くとあの画面で見慣れた景色が・・・校門の前にはいかにも日本人らしきミセス3人組の姿も。

そして驚いたのは今もしっかり中央高校として機能している校門のすぐ横には、学生の為の文房具屋や本屋ではなく、観光客向けの韓流スターグッズ屋があるんです。なんちゅー愚かな・・・とちょっぴりウンザリなmina。明洞や春川(チュンチョン・「冬のソナタ」の舞台になったところ)ならわかるけどこんなところにも・・・

一人だったこともあるし、あまりに”ロケ地ど真ん中”過ぎて引き気味のminaは「興味な~し」なふりをして(実はちょっと写真を取りたかったのに・・・ははは)その場を素通り。中央高校の前を安国駅の方向にまたメドゥプ博物館を探しながら歩みを進めました。

たぶんドラえもんに”メドゥプ博物館”を探し当てるセンサーなんかを借りていたとしたら、ビンビンに反応しまくっているくらい近い場所を歩いているはずなのに、結局今回の旅ではみつけることができませんんでした。残念!

(↑実はこのメドゥプ博物館を探したのは2/23の話でした^^;だんだん記憶が薄れてきて・・・。書き直すのが面倒なのでこのままで行きます^^)

さて今度は순겸と待ち合わせをしている鐘路3街の駅へ。순겸が約束より少し遅れるとのことで時間があり、地上に出てちょっと散策してみる事にしました。ところが宗廟(チョンミョ)に近い方の鐘路3街駅でも端っこの方の出口からたまたま出ると、ちょうどそこにはホームレスの溜まり場?になっているのか、出口を出たすぐのところに4人ぐらいの顔も洋服も真っ黒なハラボジ・ハルモニが座ったり立ったりしていました。あまり韓国で「怖い」などと思う経験をしたことがないのですが、そこだけは少し怖く感じました。

早足で過ぎ去ろうとしたのですが、ハルモニが何か私に叫びながら猛スピードで近づいてきました!本当はまるでラグビーかアメフトでタックルをかわすかの様にハルモニを大きく避けて走り去りたい気持ちだったのですが、何だか避けてはいけない気がして少しだけ早足で前に進んだのですが、ハルモニのタックル(?)は私を確実にとらえ、手で肩をバシン!と叩かれました。なんと言っているかはっきりはわかりませんでしたが、私が日本人だからとかそういうことではなく単にお金か何かを恵んで欲しいと言っているようでした。

駅や通りで黙って物乞いをしている人は多く見ますが、こんなに行動的(攻撃的?)なホームレスの人をはじめて見たので少し怖かったです。先ほどまでは高級住宅地を見ていたので、日本もそうなのですが貧富の差と言うものを特に感じた日でした。

순겸と無事に出会ったあとは、まずはランチで腹ごしらえ。鐘路を2人で歩きながら「何にする~?」と迷っていたら、순겸がついにこの一言を。

「언니, 불닭 먹어본 적이 있어요? 」
(おねえちゃん、プルタク食べてみた事ありますか?)

”불닭”・・・火の鶏?それはまさに韓国料理の中でも群を抜く辛さと聞く。私は韓国人が「え~全然辛くないですよ」という”찜닭(チムタク)”でさえ辛くて辛くて”鼻水地獄”になるというのに、それ以上と聞く”불닭”など食べる事が出来るのだろうか?・・・と、実は避け続けていた一品。一昔前は韓国の慶尚北道・安東(アンドン)の名物である”찜닭”が韓国全土で一代ブームとなっていて、まぁ今でも”찜닭”の店は多いのだけれど、ここ2年くらいでそれ以上に若者を中心にブームになっているのがこの”불닭”なのだ。

ここはせっかくの夢のソウル留学生活だし、いっちょう挑戦してやっか!と意を決して”불닭”のお店へ。

불닭は韓国人でも辛いと思います。でもおいしいんですよ!」

순겸がまたそんな事を言って私の恐怖をつのらせる・・・

店員がメニューを持ってやってきた。一番上には恐怖の”불닭”の文字。その横にはご親切にも赤唐辛子のマークで辛さを表現。赤唐辛子は4つ。ん~抽象的でようわからんわい。

私があまり乗り気じゃない様子を感じてか、「おねえちゃん、本当に食べられますか?」と순겸が心配そうに聞いてくれます。そして店員にどれが一番おいしいのか?御薦めの一品を聞いてくれた。すると店員が薦めるのは”불닭”ではなくその下に赤唐辛子3つで書かれているメニュー。正式な名前は忘れてしまったんですが、店員の説明では”불닭””양념치킨(ヤンニョムチキン)を足して2で割った感じ・・・だそうな。”양념치킨(ヤンニョムチキン)”とは甘辛い味のタレに漬け込んだチキンのこと。

「今日こそは”불닭”を食べるぞ!」という決意はあったんですが、今日は순겸との冷静な協議の上、その【”불닭””양념치킨(ヤンニョムチキン)を足して2で割った感じ】というメニューを注文しました。

さ~てやってきた【”불닭””양념치킨(ヤンニョムチキン)を足して2で割った感じ】の一品。(この辺からめんどう臭くなってあまり写真がありません^^)

「잘 먹겠습니다!」(チャ~ルモッケッスムニダ/いただきま~す)

「ひぃ~(*_*) か、かっら~(い)!」

それからはもう鼻水との闘いです。ご親切にお水の入ったコップはコップならぬジョッキ。さすがです。しか~し、ジョッキでも足りない!水、水をぐれぇ~(>@<)

この辛さにはさすがの韓国人순겸もまいったようで二人でまるで発情期の犬のように舌を出して「はぁ、はぁ」。舌休めをしながら、少しずつ少しずつ食べ進めてゆきました。おいしいんです!ホントです!信じて!でも辛いんです!!おいしいんだけどかなり苦痛でした。あんなにツラそうにおいしいものを食べた事は初めてですな。矛盾してる^^;?

その時にまた순겸が教えてくれた言葉をご紹介。それは、

「속 쓰리다」
(胃がひりひりする・胸焼けがする)

속:お腹、쓰리다:ひりひり痛む、という意味。お酒を飲んだ後もつかいますが、私のに辛いものを食べて胃が痛くなるような時も使います。韓国人はよく使う表現なのだと순겸が教えてくれました。

なんと私たちはランチで【”불닭””양념치킨(ヤンニョムチキン)”を足して2で割った感じ】を食べるのに2時間もかかってしまいました。食べては鼻水と闘い、水を飲んでは休み、お腹をすかせてはまた食べる・・・という動作を繰り返していたらこんなに時間がかかってしまいました。ホント”불닭”にしていたらどうなっていたことか・・・

その後は、私のクラスのみんなとの新村での飲み会に순겸と、순겸と昔同じ日本語学校に通っていた会社員のスンジュン氏(だったかなぁ・・・うる覚え。ハングルもわからないし^^;)も誘って行きました。残念ながら飲み会は日本人のクラスメートばっかりで、私はみんなの勉強にもなるかな~と余計なお節介をして2人を誘ったのですが、みんな日本語での会話になってしまっていました。そういうとこがうちのクラスはちょっともったいなかったです。残念!

そしてお勘定は、韓国男はツライよ・・・こっちから呼び出しておいてスンジュンがいつの間にか8人分の飲み代を全て払ってしまっていました。こっちは日本人なんだからそんなにしなくていいのに~。私なんかそれ知らずにスンジュンに「日本式で割り勘でいい?」なんて聞いちゃって、後で恐縮しちゃいました。でもまぁ韓国式ということで、スンジュンごちそうさーん。

韓国人2人を地下鉄まで見送って、私たち日本人は노래방(ノレバン/カラオケボックス)へ가자!(GO!)韓国の노래방はほんとに久しぶり。大学の卒業旅行で11日間友達2人で放浪した時に大田(テジョン)で韓国人の友達と行ったっきり。日本語の歌もしっかり入っているけど、最初にクラスの最年少・あゆみがチャン・ユンジョンのトロット(テンポが速い演歌みたいなもの)「オモナ」を歌ってくれました。さすが19歳!若いだけに韓国語の歌詞もよ~覚えとるわ。そのくらい普通の会話勉強もがんばんなさい!あゆみ(がんばってるけどね^^)

この「オモナ」。聞いた事が無い人は是非聞いてみてください。絶対一度でそのメロディは頭にインプットされてしまいます。MVもおもしろいし韓国語も簡単なので覚えたらきっと楽しいですよ。→bagsでミュージックビデオ視聴(テレビのマークは無料で試聴できます。)

2006年4月 1日 (土)

あぁ・・思い出のソウル生活(2/17)

今日は2/17の留学日記・・・17日はminaとしてはおとなしく過ごした1日。

まず授業が終わってクラスの子達と7人で食事。昨日も行ったのに、またしても「딸기골분식(タルギコル粉食)」へ。いつもお客さんが多いこの店なので、クラスのみんなで授業初日に入れなかったリベンジ(복수전/復讐戦)をはたしに・・・

昨日Aさんと食べたプルコギトッパプをみんなにお薦めしつつ、私は前から気になっていた쫄면(チョルミョン)を注文。これは汁なしで温かくない麺料理です。麺はパスタみたいな太い麺ですが、歯ごたえはシコシコのカタ麺。麺の上には딸기골분식の場合は忘れてしまったけど、一般的にもやしやきゅうり・人参・キャベツの千切りなどが乗っています。さらにコチュジャンから作った甘酸っぱいヤンニョム(薬味ダレ)がかけられていて、よーく混ぜてから食べます。カタ麺とたっぷりの野菜と甘酸っぱいヤンニョムが三位一体になって、健康的ですごくおいしいです☆

この쫄면(チョルミョン)・・・その名前には由来があるんですよ。30余年前韓国の仁川市中区で冷麺を作っている途中、偶然に一本の太い麺ができたのがチョルミョンの始まりになったと言われています。日本語でも硬くてコシのある麺のことを”しこしこ麺”なんて言ったりしますが、この”しこしこ”を韓国語で”쫄깃쫄깃(チョルギッチョルギッ)”と言い、そこから쫄면(チョルミョン)という名前が付いたと言われています。Men05_01 こんなの(写真はちょっと拝借)←

7人という大人数で딸기골분식に行ったので気付いたんですけど、韓国ってあんまり注文されたメニューを注文表に書いたりしない???
店によるとは思うけど、ここ딸기골분식ではこんなに商売繁盛でひっきり無しに注文が入ると言うのに注文の受け方が超テキトー!できあがったメニューを持ってくる時も「ビビンバー。ビビンバはどこー?」って探す、探す!当然めっちゃ客が多いわけだからビビンバを注文する人もたくさんいるわけで、みんな「俺のか?!」「私の?!」ってキョロキョロしてるわけなのです。これでは後で注文した人のところに先に食事が行ってしまったりすることもありえるわけで、「はい!私の!」って手を上げたモン勝ちって感じ(笑)

そんなわけで私たち7人分もなかなか来なかったのですが、アジュンマに催促しながらやっと揃い、なんとか食事にありつけました。ところが、今度は帰るときに会計しようとレジに行くと「何を食べたか?」と聞きやがる。7人分言えってか?!ぐずぐず「キムチチゲと~、ビビンバと~チョルミョンと~」と挙げていると、レジの息子がシビレを切らして「オンマ(母ちゃん)、この人ら何食べた?」と今度は母ちゃんに確認しやがる。そうこうしている内に走り書きの(ホントにほんの切れっ端)注文メモがみつかり無事に清算。まったく適当だ。さすが韓国。

その後はクラスのみんなと別れ、下宿で宿題や洗濯などを済ませた後、先日腹痛でやむなく早退した大学路のポジャギの工房へ。先日ここにもUPした문단보(ムンダンポ)にひと針ひと針魂を込めつつ(ウソ。)ポジャギと工房に通う日本人の真理子さんや先生との会話を楽しみました。

夕方になると東大門でアルバイトをしているという近所の女の子がやってきました。体格が大きなパワフルガール。先生との会話はテンポがよくてまるで漫才みたいにおもしろい。最初は外から電話をかけてきて「先生何かおいしいもの買ってきてあげるけど何がいい?」って差し入れを持ってきてくれるような口ぶりだったみたいだけど、結局手ぶらでやって来て、あとで彼女のおごりで(結局先生が出したのかな?)mina初めての배달体験をしました!

배달とは配達”、つまり出前のこと。しかもメニューはずっと食べたくてまだ食べた事のなかったジャージャー麺。韓国語で言うと자장면(チャジャンミョン)

韓国人はみな자장면(チャジャンミョン)が大好き。ちゃんぽん麺みたいな麺の上に黒茶色っぽいドローっとした甘いタレがかかっている料理。日本にはあまり無いけど韓国では中華料理店の超定番メニューなのです。そして、たぶん他の出前もあるんだろうけどでも普通韓国で出前と言えば中華料理。この日も、定番の자장면(チャジャンミョン)プラスこれまた韓国人の好きな中華料理の定番단수육(タンスユッ)を注文。단수육(タンスユッ)とは日本で言う”酢豚”のことなんです。달다(甘い)+수육(お肉)で直訳すれば”甘いお肉”という意味かな?確かに甘酸っぱくておいしい☆

韓国で出前をとるとこんな感じでやってきます。Sn320165_1

真ん中にどどーーんとある黒い物体が자장면(チャジャンミョン)。そして左下にあるのが단수육(タンスユッ)のあんかけ(?)で、その上にあるのがかっぱえびせんみたいに見えますが、(たぶん)小麦粉をまぶして油で揚げた豚肉です。このように、단수육(タンスユッ)はお肉とあんかけが別々にやってきて、各自がお家で2つを混ぜ合わせることになっているようです。この様にかける・・・Sn320167

お皿にはそれぞれこぼれないようにサランラップが被せてあるのですが、このはずし方にも独特の韓国人のやり方ってやつがあるみたいなんですよ!それが次の写真。





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下から割り箸を持った手がニョキっと出ていますが、この手が割り箸をちょうどお皿の縁に当てているの、わかりますよね?そうなんです、割り箸でお皿の縁をシャカシャカと思いっきりこするんですよ(動画じゃないのが残念)。するとその部分のサランラップだけ摺れて破れ、スムーズにサランラップをとることができるという仕組みです。

たぶんサランラップを下からキレイに剥がそうとするとお皿を傾けてこぼれたりするのでこんなやり方をするのではないかな?このやり方は決してこの人だけがやっているわけではなく、これが韓国流なんだそうですよ。おもしろいでしょー?!ホントに他の人もやっているのか、今度また確かめてみたいものです。

さて、さらにこの赤いスープのようなもの。これ何だと思います?実はこれちゃんぽんの汁なんです。韓国ではちゃんぽんの汁はみごとに韓国風でこんな赤い色をしていて辛いです。そして出前をするとなんと頼んじゃいないのにちゃんぽんの汁だけがサービスでついてくるんだそうです。(どこの店も同じかどうかはわかりません)このちゃんぽんスープ(麺は来ません)とタクアン(韓国語でもタクアンと言います)がサービスで、その他に電話で注文する時に「キムチを持ってきて(しかも大盛りで!と言っていた)」と言ったらキムチもサービスでついてきました。

배달で思い出したけど、もう一つポジャギ工房に배달(配達)されてきたものがありました。それはストーブの燃料。韓国では普通のお家はオンドル(床暖房)なのであまり暖房器具を見ることはありませんが、ここの工房は床がコンクリなのでストーブがおいてあります。その燃料は灯油ではなくガス。そして途中で「何かガス臭いね」と先生の旦那さんがおっしゃってストーブを見てみると、燃料が切れて火が消えていました。すると10分も経ったころでしょうか?いきなりドアが開いて「こんちわー」とおっちゃんがやってきては、燃料を入れて帰っていきました。私は突然の出来事に何がなんだかわからずにいましたが、韓国ではストーブの燃料(ガス)は危険物なので、一本電話を入れればこうやって家まで持ってきてくれるのだそうです。灯油ストーブの場合はどうなのかは聞いていませんが、私が日本ではガソリンスタンドに自分で灯油を買いに行くと先生に話すと驚いていらっしゃいました。(韓国には灯油ストーブ自体ないのかな?)

夜の10時半くらいまでポジャギに熱中して、その後はちょうどソウルに遊びにやってきた友達のKちゃんとそのまた友達のMさんと新村で合流・・・という約束で大学路から新村まで帰る道すがら、東大門運動場駅で2号線に乗り換えなくてはいけないのに待っても待っても2号線の緑の電車がやって来ない(--;)な~ぜ~だ~?

そんな時に駅の構内放送が・・・「☆○×#$@・・・」

??????・・・聞き取れん(-д-#)

何言ってんだかさっぱりわからないのですよ、まったく。「外人で~す。外人がいま~す。ゆっくりしゃべってくださ~い。」と東大門運動場駅の中心でひとり心の中で叫びながらも、とりあえず平気なふりをして電車を待つ私。「まぁ、いつか来るやろ」さすがB型ね。

しかし、待てども来ない緑の電車。そしてまた構内放送が・・・耳を澄ます私。今度こそは聞き取ってやる!

「☆○×#$@・・・」

??????・・・やっぱり聞き取れん(_ _#)

すると私の後ろに並んで立っていた姉ちゃんが、MP3を聞いていたイヤホンをはずしながら、よりにもよってこの私に「放送で何を言ってたんですか?」と聞きやがる。私は苦笑いで「私、日本人なので聞き取れませんでした。でも電車がしばらく来ないみたいですよ」とだけ返事。「ああ・・・」と姉ちゃんは私が聞き取れなかったことに納得すると、少し困った顔をして別の方向に歩いていってしまいました。こっちが聞きたいくらいだよ!

このまま来なかったらどないしょー。タクシー?時刻はすでに11時を回っていました。地下鉄をあきらめるべきか、このままソウルの中心に一人取り残されたらどないしたらええのやっ(><)と悩んでいると、無事緑の電車がやってきました。待っててよかった~。

無事新村に到着し、飲み屋街へ。Kちゃんは梨花大の留学経験者なので私よりもよっぱど新村には詳しく、すでにお気に入りの伝統酒場でタクトリタン(鳥肉と根菜の辛煮込)と海鮮パジョンそしてマッコリをお楽しみ中。私はすっかり배달でお腹いっぱいだったのだけど、目の前に好物マッコリ甕を置かれては我慢できませんでした。

なんか最近食べてばっかりじゃない?!

2006年3月27日 (月)

あぁ・・思い出のソウル生活(2/16)

今日は2/16のお話を・・・

今日も授業後にある人と会う約束があります。ポジャギの先生にご紹介していただいた方で、現在延世大学の語学堂に通っていらっしゃるAさんとお会いする約束です。

Aさんは留学前は日本の韓国観光公社にお勤めで、とても社交的な方でもあるので、韓国人にも知り合いが多いから・・・ということでご紹介していただきました。Aさんとお昼ご飯に行く途中にも、さっそくトルコ人(たぶん・・・)のクラスメートがAさんに声をかけてきました。Aさんはその時延世大の語学堂の5級に通われていましたが、やはり延世大はクラスも10クラス以上あり、国際色豊かで、日本人・中国人・在日僑胞・在米僑胞だけでなくロシア人やトルコ人やイタリア人など様々な国の留学生がいるそうです。行き違いがあって連絡をとるのが留学生活も半ばを過ぎてからでしたので、結局この日お会いするのが最初で最後になってしまったのですが、その後もお食事に誘っていただいたり(約束があって行けなかったけど)と、親切にしていただきました。

この日も、まずは延世大学語学堂のそばにあって、梨花女子大の言語教育院からも近い食堂「딸기골분식(タルギコル粉食)」に連れて行ってもらいました。この食堂は延世大や梨花女子大に留学している人なら知らない人がいないというくらい有名な食堂。黄色い看板が目印です。

実は留学1日目にクラスのみんなとこの食堂を覗いたのですが、とにかくお客さんが多くてあきらめた程で、毎日お昼時になると学生がひっきりなしに昼ごはんを食べに来ます。そして先ほども書いたとおり語学堂に近いため、お客さんは国際色豊かです。

私はAさんの薦めで、この店で人気のプルコギトッパプを注文しました。石焼鍋の中に白ご飯が入っているところはビビンバと同じなのですが、白ご飯の上にのっているのはその名の通りプルコギ!そして特性の醤油ベースの甘いタレをお好みでかけてからスプーンで混ぜて食べます。すると白ご飯の下に引いてあるのか?香ばしいバターの味がして、韓国料理というよりもバター味の牛肉ピラフという感じでしょうか。これは美味です。辛いものに飽きた時にはちょうどよい懐かしい味ですよ。価格も3800Wです。
Sn320121

その後は、伝統茶のレシピ本とメドゥプのレシピ本が欲しかったので、Aさんと一緒にバスに乗って光化門の教保文庫(キョボムンコ)へ行きました。

光化門でバスを降り教保文庫へ向かっていると、地下に教保文庫が入っている教保生命ビルの前に人だかりが・・・何事かと思っていると、そうです、ちょうどこのころは韓国が独自にもつ文化保護制度”スクリーンクウォーター制”の縮小に反対して、2/4のアン・ソンギの1人デモを皮切りに、韓国映画界の監督・俳優たちが連日教保生命ビルの前で座り込みを行っている時期でした。

私たちも人だかりの中に入って「今日は誰??」と見てみましたが、誰も座っていません。そこにあるのはスクリーンクォーター制に反対する内容が書かれた立て札のみです。「あれ~?もう帰っちゃったのかな~?」としばらく立っていると、通りがかりの韓国人達も「今日は誰だ?」と気になる様子。するとやたらとおしゃべりなアジョッシがいて、私たちも含めてそこら辺にいる人みんなに「今日はキム・ヘスだよ。ちょっとここに立っていたけど、すぐ引っ込んで、たぶん今は中でお茶を飲んでるよ」と自慢げに話しかけています。

キム・ヘス!大物じゃ~ん。昨年の百想芸術大賞でも女性の最優秀演技賞を獲得している演技派でもあり、またトーク番組の司会もこなし、私の(?)ジュノオッパとはもう4年連続で青龍映画賞の司会を共に勤める間柄という、まさにウィットに富んだ女優さん。そうそう日本ではヨンジュン氏と「愛の群像」で競演した人・・・って言ったほうがわかりますよね。

しかし、キム・ヘスねぇ~、キム・ヘスでしょ?・・・キム・ヘスがどこに?待てども待てどもキム・ヘス現れず・・・
警察の警備隊も来ていたけど、いそいそと帰る準備を始めていました。チャン・ドンゴンの時のように人が集まりすぎて大混乱!なら仕方がないけど、デモならずっと立ってないと意味がないでしょうに!形だけ・マスコミ向けだけのデモなら韓国映画界の決意もそんな大したもんじゃないな~と正直ちょっと失望。幻のキム・ヘス一人デモはこちら200602160000481insert_1。(朝鮮日報より拝借)


キム・ヘスはあきらめて教保文庫に入り、お目当ての本を購入。その中にはこんな雑誌も入っていたりして・・・へへへ。
Sn320388

「レディー傾向」という女性雑誌。なんと発刊以来女性しかその表紙を飾らなかったという男子禁制のこの雑誌。minaが手に入れた右のジュノオッパが表紙を飾る2006年2月号こそ、男性が表紙を飾った第一号なのだそう!すごいでしょ?ね、ね、ジュノオッパの人気わかってくれます?

と、記念すべき雑誌も手に入れてご機嫌になったところで、今度はAさんお薦めのCAFEへ・・・

教保文庫を出て道向かい、光化門郵便局隣にはソウル市の文化財にも指定された東亜日報の古い建物を活かして新しく美術館として生まれ変わった「イルミン美術館」があります。その「イルミン美術館」の1階にあるのが”cafe imA”ここはなんでもワッフルで有名なお店だとか。店内も広々としていておしゃれ。中に入るとさっそく満員で、脇のソファーで順番待ちをすることに。

順番が来て席に座ると、隣の席には噂のBIGワッフルがどかーんとおかれている。左隣は4人の女子大生らしきグループ。右はなんといい大人の男2人組がBIGワッフルを挟んで座っていました。これが不思議なんですよね~。日本では男2人がカフェでスイーツを食べている光景なんてめったに見ませんからね。韓国人は意外にスイーツ好き。

ワッフルには2種類あって、BIGワッフルの上にドッサリの生クリームとフルーツが乗っているバージョンとBIGワッフルの上に握りこぶし程度のアイスが4つ、ドンドンドンドンと乗っているバージョン。私たちはフルーツバージョンにしました。コーヒーはなんでもコーヒーの機械が壊れているから紅茶とかジュースとかコーヒー以外のものにしてください・・・とのこと。ここcafeだろ!?「壊れました」で済ませていいのか!?日本ではありえな~~い!でもそれが平然とありえるのが韓国。ビバ韓国!

そして出てきたのがこちらのBIGワッフル~
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フルーツ盛りだくさーん。生クリーム盛りだくさーん。
これにさらにとろーりシロップを回しがけしていただきます。この生クリームが意外にあっさりしているのです。顔がすっぽり隠れてしまうくらいのBIGワッフルですが、2人でペロリとたいらげてしまいました。光化門に行った際には是非お立ち寄りください。ワッフルは1個10000Wだったと思います。

Aさんのおかげでこの日はおいしいものにた~んとありつけました。なんだかソウルっ子になった気がして嬉しいminaでした。みなさんも是非お立ち寄りくださいなっ。

2006年3月20日 (月)

写真追加しました。

また少し留学日記の写真を追加しました。右サイドのアルバムをご覧ください。

あぁ・・思い出のソウル生活(2/15)

早くも2月も半ば、今日は2月15日のminaの一日!

昨日は胃の痛みから始まって大変な目に遭いましたが、下宿に戻ってからはひたすら爆睡。本当は毎日宿題が出るんですが、「今日は仕方ない」ときっぱりあきらめて寝ました。

翌日、まだ本調子ではなく37.2度ほどの微熱。でも短い3週間の留学、1日だってもったいなくて休めません!今日はベテランのイ先生の授業。イ先生は梨花女子大学の言語教育院の韓国語教師陣の中でもベテランの先生。私の知り合いで梨花に留学経験のある人2人に話を聞いても、2人とも直接授業は受けたことはないけど”教え方が上手”という噂を聞いたことがあるとのこと。その代わり宿題は容赦がありません。

梨花は月・水・金を担当する教師と火・木を担当する教師と、1つのクラスを2人の教師が担当します。月・水・金がイ先生で、火・木はチョン先生。チョン先生は私といくつも年がかわらないような30代くらいの若い先生。イ先生の授業の時は、先生が「ここ宿題です」と言ってもクラスの子達は誰もだまってメモするだけなのに、若いチョン先生の授業の時は「え~、ここも~」とみんな口々に愚痴をこぼしていました。あら、私は愚痴なんか言いませんよ!(自己申告・・・)

で、チョン先生も若いし人がいいので「じゃ~、これは会話作文2つでいいです」とすぐに屈してしまいます(笑)。イ先生だったらいつも会話作文5つは当然なんですけどねっ。会話作文というのは、その日やった単元の会話を元に、同じような内容の会話をシチュエーションを自分で変えて会話を作るというものです。授業中にもクラスメートと自分たちでシチュエーションを考えながら会話を実際にやってみるのですが、家でもう一度ノートに字で書くことで頭にやきつける作業をするのです。

授業を受けている間に体調も少しずつよくなって、授業後お昼を食べにクラスメートの明子氏とソネ氏と3人で帰り道の途中でランチを。私のお腹のことを考えておかゆがある店にしました。3000Wでモリモリ大盛りの鶏肉が入ったおかゆを食べて解散。実は今日も私には予定が・・・寝てなんていられません!

今日の予定はポジャギに関連して習ってみたかったメドゥプの講座に行くこと。出発前から今回の滞在中にしたいこととして1番目にこのメドゥプを挙げていて、ポジャギの先生が以前1日講座に行ったという”メドゥプ博物館”のパンフレットをお借りして来ていました。

ところが、先日友達のスンギョムとスンギョムの通っている大学でもある”淑明女子大学(숙명여자대학교/スンミョンヨジャテハッキョ)”の学内の”刺繍博物館”を一緒に見に行った帰りのことです。次に忠武路(チョンムロ)に映画を見に行こうと急いでいたのですが、途中の道筋に気になる看板が・・・

우리규방(ウリキュバン)・・・

この名前、実は私が日本を出発する前に行ってみたいと思っていたポジャギ工房の名前でした。というのも私のポジャギの先生が持っていた、韓国で出版された우리규방 이야기」というポジャギのレシピ本を以前に見せてもらっていて、掲載されているポジャギがどれも伝統的なポジャギの美しさを残しながらも色合からは現代的な感覚が感じられた物でとっても気に入ったからです。

その工房と同じ名前のお店・・・実は우리규방の場所がよくわからなくて、ほかの人のお話では仁寺洞でみたような・・・ということだったので仁寺洞に行って探すつもりでいたのですが、もしやここがあの우리규방なのかしら・・・!?

ところが一旦は、映画まで時間がなく急いでいたので立ち寄らずに先を急ごうとしました。でもスンギョムが「映画はまた次の時間に見ればいいじゃない、せっかくだからオンニ、中に入ったら?」と行ってくれたので中に入って見ることに。中には人が何人かいて製作作業をしているのが見えました。お店というよりは工房という感じで気軽に入れる雰囲気でもなかったので私が躊躇していると、ここでもスンギョムが「大丈夫、大丈夫」と私の手を引いて入っていってくれました。本当にスンギョムには感謝、感謝です。

中に入ると一人の方が中から出てきてくださいました。「ポジャギの本を出版されていませんか?私は日本でポジャギを習っていて、私の先生からその本を見せてもらったことがあるのですが・・・」と聞くと「コレですか?」と奥から本を持ってきてくれました。まさしく私が見たあの本です。
Urikyubang1160

この日、スンギョムと一緒に淑明女子大に来ていなければ・・・スンギョムが「寄っていったら」と声をかけてくれなければ・・・「大丈夫!」とスンギョムが手を引いて扉をあけてくれなければ・・・通りかかることもなかったか、もしくはそのまま通り過ぎていたこのお店こそ、私が探していたあの우리규방!

私はこの偶然がうれしかったり感激したりで、思わず「こちらではメドゥプの講座をされていますか?」と聞いてしまっていました。「私は一ヶ月しか滞在しないので、1回か2回しか通うことができませんが、教えていただけるんでしょうか?」とたずねると「では次の水曜日に来れますか?私が先生にお話しておきますから。」と言ってくださいました。

前置きの方が長くなってしまいましたが、そういうわけで今日15日は우리규방にメドゥプ講座を受けに行くことになっていたのです。

夜7時からの約束だったので、それまで下宿で洗濯をしたり昨日できなかった宿題をやったりして過ごしました。우리규방の場所は地下鉄1号線、ソウル駅の隣の「南営/남영」という駅か地下鉄4号線の「淑大入口/숙대입구」で降りてどちらの駅からも徒歩で10分程度です。

到着すると私の他にも2人ほどポジャギを習いに来ている韓国人の方がいらっしゃいました。その方が大学生くらいのとっても若い人だったので、私は少し驚きました。でも近くに淑明女子大もありますし、淑明女子大はデザイン科が大変有名な大学だということですので、ポジャギに興味を持って通っている方がいても不思議ではないかもしれませんね。でも私が驚いたのには訳があります。

韓国人には「ポジャギ」という言葉を話しても「ふろしき?ふろしきをどうするの?」と言って何のことかわからない人がほとんどです。日本やアメリカ等、ポジャギを手芸として愛好している国では「ポジャギ」という通称で通っていますが、韓国ではそれを手芸として楽しむ人は非常に少ないのです。なぜならば、これは昔の女性がみな家事の合間にやっている当然の手仕事という位置づけでしかないからです。とはいえ最近の韓国女性は日本でもそうであるように針仕事はほとんどしなくなっているそうで、私が今まで「ポジャギをやっています」といって一回でわかった韓国人は一人もいませんし、私がそれを習っているということをとても珍しがるのです。

だから若い人が習いに来ているということにとても感動しましたし、工房の社長や先生も大変若い30代~40代くらいの女性なので、ポジャギの新しい風を感じてとってもうれしくなりました。

一日目のメドゥプは基本的な3種類の結び方を習いました。あ、もしかして「それでメドゥプって何なのよ?!」って思っているかたもいらっしゃるかもしれませんね。これです↓
Sn320385

これはその日習った3種類の結び方を組み合わせて作ったものです。これでストラップも作る事ができますし、ポジャギで주머니/チュモニと呼ばれる巾着袋を作るときの締め紐として使うこともできます。

もちろんすべて韓国語での説明になりますので、全ての説明がわかったかというともちろんそうじゃなくて、わからない言葉の時も面倒くさいので「ウンウン」とうなずいたりしていたのですが(笑)、先生と一対一で一緒に結びながら習うことができたのでとてもわかりやすかったし、韓国語の勉強にもなりました。

本来は2ヶ月か3ヶ月が1講座になっているのですが、私は特別に1回30000Wで教えていただきました。他の方でも事情を説明すれば対応していただけると思いますので興味を持った方は是非尋ねてみてくださいね。

우리규방HP→http://www.woorikyubang.com/

2時間ミッチリ習って、また地下鉄に乗って新村の下宿へ。夜ご飯を食べてなかったのでどうしようかと考えましたが、お腹のことを考えて今日はコンビニでこんなものを買いました。
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インスタントなので体にいいかどうかは微妙ですが、でもお腹に優しい味で、また懐かしの博多とんこつラーメンにも似た味なので、おいしくいただきました!そのあと部屋がコムタン臭くなっちゃったけど。

追伸:上の写真の「우리규방 이야기」という書籍は韓国にしか売られていませんが、日本の”ポジャギ工房koe”さんのHPでオンライン販売されていましたのでご紹介しておきます。

2006年3月15日 (水)

あぁ・・思い出のソウル生活(2/14)

もう1ヶ月も経ってしまったのね・・・今日はまた留学日記の続きを・・・2/14のバレンタインデーから!

この日は朝からなんだか胃が痛かったんです。授業中も胃がキリキリキリキリ痛んで・・・胃が痛いってことはたまにあるけどこんなにキリキリ痛むことは珍しいってくらい痛い。

おかしいな・・・って思いつつも、その日は授業後に約束がありました。私が福岡でポジャギを習っていることはもうお話してあると思うのですが、その私のポジャギの先生のお知り合いで、同じ福岡からソウルに留学してポジャギの工房に通われている人がいらっしゃるんです。その方に連絡をとって14:00に大学路(テハンノ)で待ち合わせです。

まぁ、よくある食べすぎかな?と思いながら授業が終わって地下鉄で大学路へ。2番出口で待ち合わせて合流。私はそのまりこさんの顔をお見受けしたことがあったんですが、お話をかわしたことはなかったのでほぼ初対面。まりこさんから「ご飯は何が食べたいですか?」と聞かれましたが胃のことがあったのでとりあえず「今日はちょっと胃の調子が悪いので辛い物よりお粥とかカルグクスとかだと助かります」と返答。

するとちょうどポジャギの工房の向かいに食堂があってたぶんそこにお粥があるはず・・・とまりこさんがわざわざ確認までしてくれてそのお店へ。お店の名前は「담아(ダマ)」。普通の食堂かと思いきや、実は韓国伝統茶とおかゆのお店。アジュンマに「胃が痛いからおかゆにします」とまりこさんが話してくれたけど、実はアジュンマがあらかじめポジャギの先生からまりこさんと私が来ることを聞いていて”ヘムルテンジャンチゲ(海鮮みそ汁)”を用意していたとのこと。

「そんなに辛くないし、おいしいから食べてみたら。最後にメシルチャ(梅茶)もサービスしてあげるから。梅はお腹の調子が悪い時にいいからね」とのアジュンマの言葉に、せっかく作ってくれたんだから・・・と思って結局”ヘムルテンジャンチゲ”を食べることに。「大丈夫?」と心配するまりこさんでしたが、さっきから胃の痛みから膨満感へと変わってきていたので「サイダーをのんでガスをだしたらたぶん大丈夫」と答えて隣の売店からチルソンサイダー(七つ星サイダー)を買ってきて飲みました。

アジュンマが料理をはこんで来るとびっくり。すごく素敵な食器に素敵な料理。テンジャンチゲが入っている小さい鍋も素敵だし、ジョン(小麦粉を水でといて野菜や肉・魚につけて焼いた物)も緑色に色づけされていたり、形もきれいなまんまるで、盛られているお皿もとってもきれい。最初に出たサラダのドレッシングもアジュンマが「イチゴでドレッシングを作ってみたのよ」と真っ赤なドレッシング。おしゃれ~。

これは珍しくて素敵なお店に来たな・・・と思ってサイダーを片手に食事を進めるけどやっぱりお腹は膨れるばかりで・・・一生懸命食べて最後にメシルチャもサービス。まりこさん曰く、普通この店で伝統茶を頼むと5000Wくらいとられるのだそう。サービスまでしてもらって嬉しいやら、お腹は膨れるやら。もっと元気な時に行きたかったな~

食事を終えて工房へ。先生とは一度10月末にお会いしたことが会ったけど、ほんとに顔を会わせただけだったのでお話しするのはこれが初めて。「さぁ何を作りますか?」と言われたもののあまり何も考えてない私・・・

結局いろんなポジャギの本をみながら、문단(ムンダン)という韓国伝統の布の中でも高い種類で模様の入ったシルクを使って50×50cmの문단포(ムンダンポ)を作ることになりました。(こんど完成品の写真を載せますね!)

まりこさんや先生と少しだけお話をしながらも黙々とポジャギに没頭。ポジャギに出会って、今ソウルにいて、ソウルでポジャギを楽しんでいるということに至福の喜びを感じながら・・・いいなぁ~、静かにポジャギの故郷である韓国でおしゃべりをしながらポジャギ。いやぁ~いい。幸せだ。

幸せを感じながらもお腹の方はあまりよい方向には行っていない様でした。夕方に一度トイレに行きたくなると、こんどは膨満感が下に下りて来た様子。まぁ、ずっと溜まっていられるよりは出した方が(ごめんあそばせ)楽だ・・・と気楽に考えていたんですが、私の顔色が悪かったのか先生からも「具合が悪いんじゃないの?今日はこの位にしてまた来なさい」とのお達し。そうだな・・・と帰る用意をして地下鉄で帰途に着きました。

ところが大学路から私の住む新村までは、地下鉄の4号線の恵化から乗って2駅目の東大門運動場で2号線に乗り換え、東大門運動場から新村は7つ目の駅。結構かかるんです。うわー面倒くさいなぁ~と思いつつも地下鉄に乗りました。2号線に乗り換えるまでは順調だったんですが、2号線に乗り換えたころからどうも雲行きが怪しくなります。一旦下に下りて行ったと思ったものが、ど~も上に上がってきているような気がしてきたのです。

新村まであと3つと迫った忠正路(チュンジョンノ)駅。私はもうこのまま乗っていてはマズイかも!と思って地下鉄から下り、화장실(化粧室・トイレ)に走りました。とはいえソウルの地下鉄のトイレはたいてい改札口を出たところにあるのが普通です。ホームから階段をかけあがりましたが時遅し!階段を上り終えて2、3歩あるいたところでツイに力尽き、どばぁ~っと(ごめんあそばせ)出してしまいました。もちろん口から・・・

当然周りにいた人達は驚いて声をあげましたが、その韓国語をいちいち聞き分けるような余力は私には残っていませんでした。たぶん「うぇっきったねー」だの「わ、あの人吐いてる」だのと言っていたのでしょうが、私の頭の中は「ここが外国でよかった~」という言葉が浮かんでいました。言葉の意味がわかっていたらその恥かしさにもっと気が動転していたかもしれません。でも周りの反応がさほど気にならなかった為に(もちろん体もきつかったし)けっこう冷静に行動することができました。

地下鉄には日本もそうですが係員がほとんどいません。それでこれは改札を出ないとどうしようもないな・・・と思いました。幸運なことに吐いた物は洋服には全くかかっていなかったので履いていたブーツだけをティッシュで拭いて、残りのティッシュを”ブツ”をできるだけ隠すように上からおいて改札を出ました。そして切符売場にたった一人だけいる係員のアジョッシのところに行き、「すみませんが、気分が悪くて吐きました」と言いました。ちょうど2日ほど前に学校で「吐く」=「토하다」という言葉が出てきたばかりだったので頭の中に鮮明に残っていました。この時ほど「韓国語を勉強しておいてよかった~」と思ったことはないかもしれませんね。

「どこに?」とアジョッシに聞き返されましたが、「改札を入ったところ」なんて言葉はちょっと出てこなかったので、ひたすら改札の内側を指をさして「가운데、가운데(真ん中、真ん中)」と言いました。するとアジョッシは清掃の人を呼び出すのか?電話の受話器に手をかけながら、もう一方の手で私に「行けっ、行けっ」と動作で示してくれました。

「行けっ」て私、またこの地下鉄に乗らないと新村に行けないんだけど・・・と思いましたが、さすがに自分が汚した場所の横を知らない顔をしてまた通ってホームに行くなんてできそうになかったので、この忠正路の駅を出て次のアヒョンの駅まで歩くことにしました。全て出し切ったようで、胃の方もすっきりしました。地下鉄の清掃の人には申し訳ないけど・・・でもしばらくは忠正路の駅には降りたくないなーと思うminaでした。

アヒョン駅から再び地下鉄に乗り2駅で新村に到着。下宿近くのコンビニでポカリスエットとティッシュとヨーグルトを買って部屋に帰り、ひたすら寝ました。いったい私の胃に何が起こったのかには諸説あります。一つは2日前の日曜日にセピョルと一緒に食べたポッサムの生カキ。あれほとんど一人で食べたからなぁ・・・でもカキにあたったにしては症状が軽い気もするし、その後日本でカキ食べたけどどうもなかったし。

次に、お昼を食べた食堂のアジュンマが「昨日何を食べたの?」と聞くので「下宿の近くの店でマンドゥクック」と答えると「それよ!」とのこと。アジュンマ曰く、古い肉を使ってマンドゥを作る悪い店がある、とのこと。それを聞いてからは「そういえば昨日のマンドゥは何かおいしくなかった!」・・・様な気がしてきて、それからは前日の夕食を食べた新村ロータリー近くの「김밥학교」には行かなくなりました。みなさんもご注意!

でも実際のところはたぶん、かぜの一種というかウィルス性の胃腸炎なのではないかと思います。次の日学校で話すと先生が「隣のクラスの子も同じ症状だったわよ。病院に行ったらウィルス性だって、あなたもそうよ」とのこと。そういえば吐いた後も微熱が続いたんですよね。熱なんか2年に1回位しか出さない私が・・・だからたぶんウィルス性のものとあとは疲れ(実は前々日も前日もムキになって韓国語日記を夜中の3時とか4時まで書いちゃってて寝不足~)と食べなれない物を毎日食べたから、だと思います。

いやな思い出の様ですが、今となってはいい思い出。ピンチを切り抜けた自信☆みたいなのが心地いい思い出になりました。でも、もしみなさんが長く韓国に滞在するときは気をつけてくださいね!

2006年3月 8日 (水)

あぁ・・思い出のソウル生活(2/13)

さて2/13は月曜日です。授業を終えた後、帰国を前に時間を持て余しているあやねぇと新村の現代百貨店前で合流し、お昼を食べに。

今日のお昼はminaお気に入りの食堂로타리분식(ロータリー粉食)。ここは2年くらい前に友達のKちゃんが梨大に留学していた時に新村の下宿に遊びに行き、Kちゃんに連れて行ってもらったKちゃんお薦めの食堂。ここのスンドゥブチゲが絶品!
Sn320008 たぶんスンドゥブチゲ以外のものも全部おいしいと思うけれど、私はついついいつもスンドゥブを注文してしまうのです。価格もなんとスンドゥブチゲに白ご飯、キムチやナムルなどの반찬(パンチャン/おかず)も3種類~4種類ついて3000W也。格安です。味はマジで保証します。新村駅(地下鉄)の6番出口出て西江(ソガン)大学方向に少しいったところです。サーティーワンアイスクリーム(韓国ではバスキンロビンスと言わないと通じません。)の2、3軒先の青い屋根(看板?)の店です。

その後明洞であやねぇをお見送り後、クラスの友達と約束していた、クォン・サンウ主演「야수(野獣/日本題:美しき野獣)」を見に明洞の小さな映画館へ。
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特にすごーい見たかったわけではなかったのだけれど、サンウ氏ファンのクラスメート・ソネ氏のたっての希望で他同じクラスの明子氏・あゆみ・私の4人で見に行きました。日本にいる時は見たいなーと思っていたのだけど韓国に来てからすっかり見たくなくなったのは、1月12日の封切りにも関わらずこの「야수」すでに私が韓国に来た2月2日の時点で近隣の映画館では上映されていませんでした。映画を観る目が肥えている韓国人ですから、おもしろくない映画はすぐに上映リストから外れてしまうのです。それで私は「は、は~ん。こりゃこの映画おもしろくねぇな・・・」と察し、別に見なくていいや~と思っていました。

韓国人の映画を観る目は本当にシビアです。さすがいまや香港を越えてアジアのハリウッドと呼ばれる国の人だけあります。今韓国で大ブームを起こしている「왕의 남자(王の男)」はこの「야수」よりも早い12月29日の公開にも関わらず、なんと今でも週刊ランキングは全体の第3位ですが、同じ頃に公開された作品やそれ以後に公開された作品は既に公開を終えています。そしてホントにもう韓国人全員が見たんじゃないの?というほどみーーーんな「왕의 남자」を見ています。老若男女問わず・・・です。ホントに映画が大好きな国民です。「映画には興味ないです」なんていう韓国人にはほとんと会ったことがありません。

また韓国という国は本当に自国の映画が次々に作られ公開されるため、各劇場での上映作品が約2週間単位で次々に変わって行きます。「あの映画今度みた~い」なんてゆっくり構えていてはたちまち上映が終わってしまうので注意です。私達が明洞で「야수」を見れたのも恐らく日本人観光客が一番集まる明洞ですから、それを目論んでのことかと思われます。

それで見た感想なんですが、他のblogの感想などいくつか目にしましたが、結構よかったという意見が多いようですね。で、私の感想は・・・

「全っ然 おもろねぇ~」

でした。すいません辛らつで。おもしろかった人ごめんなさい。今から見る人ごめんなさい。たぶん私は字幕なしで見たのでちょっと内容が難しかったんだと思います。他の3人も口を揃えて「なんて言ってるか全然わからなかった!」と言っていました。だいたい、クォン・サンウの舌が短いんですよ。舌足らずで何て言ってるか全然わからないんですけど。まったく彼は韓国語で見ようとしている韓国語学習中の外国人泣かせの俳優です。ファンの人ごめんなさい。

ストーリーはネタバレになるので言いませんが、ラストが私的には「なんで?」「他の終わり方もあるんじゃないの?」でした。っていうか約2時間の上映時間中1時間15分(微妙・・・)くらいはヨダレたらして寝てました。サンウファンのソネ氏以外の3人は全員爆睡(笑)。お互い「寝たら悪いよね~」って遠慮して頑張ってたらしいんですが、私が隣の席に寄りかかって完全爆睡していたのを見て「じゃ、私も」と思ったらしいです(笑)

口々にサンウ氏の舌の短さに不満をもらしながら映画館を後にし、続いては江南の歯医者に通う為映画の時間に間に合わなかったクラスメートの舞子氏も合流しカフェへ。店の名前をすっかり忘れてしまったのですが、たぶん韓国に行きなれた人ならば見慣れた光景だと思います。私は初めて見ました。というのはコレ!
Sn320158

「ブランコ?!」

私はブランコのあるカフェは初体験だったので他の店はどうなっているかわかりませんが、ココは建物の2階にある店で、ブランコは2人乗りで全部外側を向いて並んでいます。座っているのはほとんどカップルです。私達は女ばっかり5人でしたので、真ん中のテーブル席へ。でもテーブル席のイスも実はゆりかご式に揺れるんです~。
ここはただのカフェというよりはフルーツパッピンス(カキ氷みたいなの)が主なメニューみたいでした。そして何故か頼まなくてもサービスで軽く焼いたトーストが出てきます。なぜトースト?不思議だ・・・是非行って見て下さい。店の名前は今度友達に聞いておきます。(→キャンモアだそうです。)

さらに驚いたのが、このブランコに座っていた私達に一番近い位置にいたカップルがなんと夕方からチュッチュ、チュッチュしているではありませんか?!すると大阪出身のソネ氏がこんな話しを始めました。「大阪で一回言ったことのある雰囲気のいいバーがあって、高層ビルの一番上の階かどっかだったんだけど、このカフェと同じ様に席が外側を向いていて席もソファーでゆっくりできるようになっているのよ。で、私達は女友達ばっかり3人くらいで行ったんだけど、すごい長居をしてしまって気が着くと夜も更けててね、ふっと横のカップルを見るともう2人で上に、下になってるわけよ!」・・・お姉さん、上に・下にって(爆笑)それで私達もそのブランコカップルを横目でチラチラ見ながら「あ、又した!」とか「今男が上?女が上?」とか日本語が通じないのをいいことに大はしゃぎだったのでした^^

2006年3月 3日 (金)

写真追加しました。

アルバムにまた少し写真を追加しましたー。

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    minaがいつもソウルに行く時にはお世話になっているMオンニが勤める、コリアンエアー専門ユニパックツアー福岡支店のスタッフblogです。Mオンニもたまにレポートをしています。韓国だけでなく、ハワイやフィジーなどの情報もここで!!
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  • 時々 ひゃんり
    ”ぱらんまだん”仲間のひゃんりさんのblog。minaの韓紙工芸作品の色、その他もろもろのよきアドバイザーです。
  • happy Korean days
    趣味友&ママ友のR子さんのblogです。理解ある優しいナンピョン(だんな様)とニコニコ笑顔のかわいい娘っ子ちゃんに囲まれてゆったりなのにアクティブな素敵なママさんです。
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  • Gyeongju journals
    韓国観光公社のパワーブロガーキャンプでご一緒したnana씨のblog。写真がとってもキレイで紹介している韓国の素敵な場所とともにそのセンスがきらりと光ります。
  • 韓国人の彼と結婚しました♪
    大学時代、共に韓国のウルサン大学に研修に行った仲間でもあるりおちゃんのblog。今は福岡で、韓国人の旦那さまと暮らしています。国際結婚ならではの韓国の話題満載です!
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