会社のお友達が次々に韓国ドラマを録画したDVDを貸してくれるけど、ちっとも追いつきません。たまっていくばかりですが、今やっと少しずつ見ているのが、イ・ソジンとキム・ジョンウンの『恋人』です。
私は韓国ドラマを見るとき、できるだけ吹き替えじゃないのを見たいのですが、かといって韓国語のみを聞くのが勉強になる・・・と思っているわけではありません。
韓国ドラマで勉強になるのは耳で韓国語を聞き、同時に日本語の字幕も見て、字幕翻訳者がどういう風に訳しているのか、自分だったらどう訳すか、ということを考えながら見ること。これがおもしろい!
字幕翻訳の方は、画面上に表示できる文字数が決まっているので、当然直訳をするわけにはいかず字数に気をつけることも大事ですし、また日本と韓国の文化の違いがあるので、いかに日本人が理解できるような設定でセリフを言わせるか、というテクニックが必要なのです。
これは、今年3月に福岡コリアプラザ(韓国観光公社内)で行なわれた、福岡女学院大学の佐島助教授の講演でも楽しく聞かせていただいた内容です。佐島先生は、韓国ドラマ「宮(クン)」の原作となったマンガ「宮」を「らぶきょん」という名前で日本語に翻訳して発表した先生です。しかも翻訳にとりかかったのは、韓国で「宮」のドラマ化が決まる前の話。そうやって好きな韓国マンガを日本に紹介するために、なんと独学で、一度の留学経験もなく、翻訳家としてやっていけるほどの韓国語をマスターしてしまった方です。
で、話は脱線しましたが、だいたい韓国語も中級以上になるとある程度字幕がなくてもドラマや映画のだいたいの内容は理解できるようになるでしょう。その要因として私は、一つには韓国俳優の演技力・表現力、つまり表情や動作の大きさがあると思っています。
その表情や動作にも少しは頼ったとしても、私はたまたま耳についたり、日本語ではこう訳してあるけどそれは韓国ではなんていうのっ?!と思った気になる韓国語のセリフをとっさにメモをとります。あくまでも耳だけを頼ったカタカナ韓国語ですが・・・
で、どうするかというと、ここで出てくるのが우리 동생(私のいもうと)の세윤(セユン)です。もちろん本当のいもうとではありません。韓国人の留学生です。セユンは私の『歩くでっかい韓国語辞書』です(本当に背もでかい)。ちっとも日本語の勉強はしやがりませんが、私の韓国語の勉強にはいつも付き合ってくれるので助かります。
セユンに私のカタカナ韓国語、もしくは聞こえた通りにハングルで書いた韓国語を見せると、まずいつも腹をかかえて爆笑しやがります。だいたいセユンは私を見ていつも「オンニおかしい・・・
」とケタケタ笑いやがります(ーー;)。若いギャルには私のような30代のぼーっとしたおばちゃんは、見ているだけでもおかしいみたいです。若いときは箸が転がってもおかしいっていいますものね。失礼なやっちゃな・・・と思いながらも、実はかわいい妹です。
ここで先日の聞きまつがい・・・
『恋人』を見ていたら、ちょっとした誤解でイ・ソジンに向かって説教っぽく話し続けるキム・ジョンウン。「うざいっーー;何勘違いしてるんだこの女・・・」と思ったであろうイ・ソジンがキム・ジョンウンに言った一言。
오이 먹었어요?
これ、初級の方でもわかりますよね?どういう意味か。
でもこの韓国語についた日本語の字幕は、
「暑さで頭がいかれたのか?!」
んんーー???なぜその訳?
気になったら歩く辞書にメールです。
mina>「オイモゴッソヨ?(오이 먹었어요?)」ってどういう意味?
セユン>「キュウリ食べましたか?」って意味じゃないかな?
ちがーーう!!「キュウリ食べましたか?」ならオンニもわかるって!
mina>日本語字幕に「暑さで頭がいかれたのか?」って書いてあったけど、キュウリ食べると頭おかしくなるの?
セユン>ㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋウッキョソ(笑えて)死にそう
笑いすぎやっっちゅうに・・・
結局正解は・・・
더위 먹었어요?
オイモゴッソヨじゃなくて、ドウィモゴッソヨでした・・・
더위 먹었어요? は、「暑さに当たる、暑気当たりする、暑さに負ける」といった意味です。辞書にはそう書いてありましたが、「暑さに当たる」って言葉はあんまり使いませんよね。やっぱり「暑さで頭がいかれる」って表現はグーググー!
ですね。
ついでに、同じく今からの季節 私達を襲う더위(ドウィ/暑さ)という言葉を使った表現としては、
더위를 타다.(暑さに弱い、暑がりだ)
という言葉があります。
また、日本語でよく使う、夏バテする は、
여름을 타다.(夏バテする、夏まけする、夏やせする)
と言う風に使います。
これは、逆に추위(寒さ)にも使えて、
추위를 타다.(寒さに弱い、寒がりだ)
となるのですが、その他の季節になるとちょいとニュアンスが変って来るので、その話しはまた今度。
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